2015年7月27日  
 

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程永華大使、中国国際放送のインタビュー受ける (3)

人民網日本語版 2015年07月27日13:19

歴史問題に関して、程大使は次のように表明した。今年は中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたり、国際社会が歴史を振り返り、経験・教訓を総括し、未来を展望する重要な年でもある。かつて日本の軍国主義が侵略戦争を起こし、中国の全人民が抗戦に立ち上がり、このうえなく苦難に満ちたたたかいを経、大きな民族的犠牲を払って、最終的に抗日戦争の勝利を収め、世界反ファシズム戦争の勝利にも重要な貢献をした。日本の軍国主義による侵略戦争は中国を含むアジアの被害国人民に一大災難をもたらし、日本人民も大きな被害を受けた。中国側は以前から「歴史を鑑とし、未来に向かう」精神で中日関係を発展させることを主張してきたが、少し前に習近平主席は中日友好交流大会の演説で再び、前の事を忘れず、後の戒めにすると言うように、歴史を銘記するのは未来を切り開くため、戦争を忘れないのは平和を守るためだと強調した。われわれが歴史を銘記することを強調するのは恨み続けるということではなく、歴史の中から教訓をくみ取り、平和をますます大切にし、未来をよりよく切り開くためである。

程大使は次のように述べた。戦争から70年経ったが、日本はいまだに歴史の重荷を背負っている。この重荷を下ろしたいのか、下ろせるのか、カギは日本自身にある。今年は日本にとって、一つの試練でもあれば、一つの機会でもある。過去の歴史に対して、自分で両目をおおうならば、陰から抜け出すことは難しいし、正確に前進の方向を探すことも難しい。日本が歴史の重荷を完全に下して、アジアの隣国と真の和解を実現したいならば、あの侵略の歴史を真剣に総括して、過去の軍国主義と徹底的に一線を画して、まったく新しいページを開かなければならない。われわれは日本側が国際社会と共に、70周年記念を契機にして、まじめに歴史をみつめ考え、加害者の被害者に対する反省と謝罪の誠意を本当に示し、実際の行動で国際社会に歴史が繰り返されないことを証明するよう希望しており、こうして初めて歴史を鑑とすることを踏まえて、アジアの隣国と未来志向の関係を築くことができるのだ。


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