このところ、人気爆発の「捉妖記」では中国風の「可愛い妖怪」、「西遊記之大聖帰来」(帰ってきた孫悟空)では古代の4大怪獣のひとつ、悪事を働く「混沌」を見ることができた。この2作の映画は中国の古い時代に書かれた奇書である「山海経」を元に作られた。重慶晩報が伝えた。
古い文献からヒントを得て、ハリウッド好みにリメイクした「捉妖記」
「捉妖記」の胡巴(フーパ)は「中国産第一号の可愛い妖怪」と呼ばれ、形が似ている白い大根まで人気となっている。許誠毅監督はかつてインタビューを受けた際、「この映画を制作する際に、チームで『山海経』を何度も読み返し、本の中の妖怪を直接使用するのではなく、本の描写を基に1000枚以上の下書きを描き、新しい妖怪を創り出した」と話していた。