中国の中年女性の間で加熱する「金ブーム」の波が香港にまで波及している。金の価格が最近、ここ5年で最安値を記録し、北京の宝飾店には購入者が殺到。そして、中国大陸部の客が香港でも金を「爆買い」し、中には売上が5割増になる宝飾店も出ている。中国新聞網が香港紙「星島日報」の報道を引用して報じた。
中国大陸部の各地で、「金ブーム」となり、その熱が香港にまで波及している。中国や香港で宝飾店を展開する「周生生」の中華圏運営総経理・劉克斌氏は、「金の価格が下がり、客の数が急増した。先週末の売上は約5割増となった。中国大陸部からの客が顕著に増加しており、ブライダルジュエリーとして、金のジュエリーを買う人が主。金の価格が下げ止まりになると、一般の消費者に人気となる。特に、週末は中国大陸部から香港に来る客が増え、金の売上が顕著に伸びる」と話す。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月29日