2015年8月4日  
 

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人民網日本語版>>社会・生活

<企画>三菱マテリアルの賠償 国によって命の価値が違う? (2)

人民網日本語版 2015年08月04日14:26

●中国との交渉 羅生門に踏み入れる

○中国強制労働者:約4万人

日本メディア 中国側被害者の交渉団と包括和解に合意

三菱マテリアルの岡本行夫・社外取締役は7月22日、第二次世界大戦中に強制労働をさせた側として、元中国人労働者の生存者と遺族に対して謝罪の意を示したいと述べた。同社高層部の数人は7月19日、同じように第二次大戦中に強制労働をさせたとして、元米兵捕虜に謝罪した。

AP通信の報道によると、三菱マテリアルの岡本行夫・社外取締役は、東京で7月22日、「弊社は、第二次大戦中に強制労働をさせた外国人元労働者に対して陳謝する意向を持っている。機会があれば、我々は彼らに直接お詫びの言葉を伝えたい」と述べた。元中国人労働者について、岡本氏は、「個人的には、強制労働をさせられた中国の人々に、深い同情の気持ちを抱いている。使用者として、我々は陳謝しなければならない。彼らは、損害賠償を求めて訴えを起こしており、裁判が進んでいる」とし、賠償金を支払う方針を明らかにした。>>

また、7月23日、共同通信社の報道によると、第二次世界大戦中の、中国人労働者の強制徴用をめぐり、三菱マテリアルと中国側被害者の交渉団は、交渉の末、包括和解に合意する方針を固めた。この和解の主な内容は、「三菱側が『陳謝』すると同時に、基金方式で、計3765人に対し一人あたり10万元の賠償金を支払う」というもので、双方は近く、北京で和解協定書を取り交わすという。>>


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