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日本の細菌戦・毒ガス戦犯罪行為写真展 東京で開催 (2)

人民網日本語版 2015年08月16日11:35

この写真・パネル展は中国人権発展基金会と日本の民間団体が共同主催したもので、「毒ガス・細菌兵器の被害者たちの明日を見つめて」がテーマ。主催者側によると、写真405枚とパネル210枚が展示され、かつて中国侵略日本軍が生物科学兵器を大規模に研究開発し、製造し、使用していた状況と生体実験を行っていた暴力行為を明らかにし、当時遺棄された生物化学兵器が今なお中国の人々に、特に子どもに被害を与えている事実を伝える。写真・パネル展は近年の日本の弁護士団など平和を愛する人々による被害者への支援の状況を伝え、両国の人々の歴史事実をしっかりと伝え、未来に向かおうとする希望を表明する。

会場を訪れたある日本人女性は、「日本が侵略戦争期間中に化学兵器を秘密裏に使用し、戦争に負けた時には関連文書を廃棄し、犯罪の証拠を隠そうとしたことは、悪事の積み重ねにほかならない。安倍政権は安保法案を積極的に推し進め、発表された『安倍談話』には少しも誠意がなく、戦争への反省はまったくみられず、非常に危険な状況だ」と話す。

20年にわたり化学兵器の被害者を支援し続けてきた南典男弁護士は、「旧日本軍が遺棄した化学兵器による中国人被害者に医療支援を行うことを主旨とした民間基金が14日に東京で設立された。これを契機として、日本政府と日本企業が化学兵器戦や細菌戦の被害者により多く関心を寄せ、経済的な支援を行うことを希望し、被害者の問題が一日も早く解決されることを願う」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年8月16日


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