2015年8月26日  
 

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韓流ドラマが方向転換して中国市場に迎合 (2)

人民網日本語版 2015年08月26日14:44

韓流ドラマは中国市場への輸出を求めると同時に、中韓映画・ドラマ業界もより協力を深め、著作権の売買から共同制作まで、中韓両国は今模索し続けている。

ここ数年来、「神話」「ソウルの林師匠」など多くの映画・ドラマの中韓合作作品が次々と発表されている。中国Hブラザースエンターテイメント投資有限公司テレビ事業部の程春麗副部長は「中韓合作ドラマは表面上は人気があるように見えるが、共通の問題として両国の視聴率は理想にまでは達していない。その理由を分析するに、一つは中国と韓国は同じアジアの国で儒教文化の影響を強く受けているが、理念や処世術に大きな隔たりがある。2つ目は俳優の言葉の壁によって、感情表現に影響を及ぼしている。3つ目は互いの国の俳優の声の担当が難しく、ドラマ全体の効果に影響を及ぼしている」とみている。

2014年7月、中国新聞出版広電総局と韓国文化スポーツ観光省は「中韓の映画共同撮影に関する協定」に合意した。協定によれば、中韓双方は両国で共同制作した映画はより優遇し、中韓合作の映画がもし「中国と外国の合作映画」という認可を受けた時は中国国内では「国産映画」に入れても良いことになっている。2015年6月、中韓自由貿易協定の締結により、両国文化産業のコンテンツの長期協力と発展に保障を提供した。

中韓合作映画「最後の晩餐」のオ・ギファン監督は取材に対して、「合作映画協定の合意は、将来の韓中両国の映画・ドラマの協力市場への期待がさらに膨らむ。中国は韓国の監督の目線により関心を集め、韓国は中国の映画・ドラマ作品に対してより関心を集め、中国の監督は韓国の映画・ドラマの作品を撮りに行き、韓国の監督は中国市場に進出し、両国の力を合わせることで、ハリウッドを超えると信じている」と語った。(編集JK)

「人民網日本語版」2015年8月26日


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