中国移動(チャイナ・モバイル)はインターネットを利用して新たな業務の開拓を学んでいるところだ。子会社の咪咕文化科技有限公司は20日に江蘇省蘇州市で、O2O(オンラインツーオフライン)モデルの咪咕コーヒー店をオープンさせた。「京華時報」が伝えた。
咪咕文化は中国移動傘下のインターネット事業に従事する子会社で、今回のオフラインコーヒー店を通じて業務を展開するモデルにもネット企業の特色が色濃く現れている。咪咕コーヒー店は「一流の品質のおいしい飲食物、整ったO2O体験プラットフォーム、ワンストップ式のくつろぎスポットチェーン店」という3つの側面から、大学向けのテーマをもったオフライン体験スポットを提供するという。蘇州市にオープンした1号店では、スマート座席システム、一括型カウンターといった新たな形態のサービスや開放型のイノベーションプラットフォームを体験できる。また当今のネットコンセプトのコーヒー店の多くと同じく、創造者向けの空間が設置され、起業のためのインキュベーターサービスを提供するという。
咪咕文化の関係者は、「咪咕コーヒー店は2016年末までに北京と5つの子会社の所在地に5~10店舗をオープンさせ、出店の規模と形態をさらに広げる計画だ。独立型のテーマをもった店舗、咪咕ミニバー、小型店などさまざまな形態の店が含まれる」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年9月22日