秋分の日、中国各地でさまざまな風習 (4)

〇「秋菜」を食べる

嶺南（広東省、広西チワン族自治区、海南省）地域には、「秋分の日に秋菜を食べる」という風習が伝わっている。秋菜とは、アマランスの一種で、さまざまな栄養分に富んでいる。そのうち、カロチンとビタミンＣは人の免疫機能を高め、抗がん効果がある。アマランスを炒めて食べると、解毒、利尿、鎮痛、視力回復の効果があり、強壮、病気予防、肌の保湿・美容にも効き、赤痢、目の充血、夜盲症、乳腺炎、痔などの疾病にも良く効く。