〇「粘雀子嘴」:団子を食べて豊作を祈願
秋分の日、農家は団子を食べる風習がある。また、餡(中身)のない団子を10個から2、30個煮て、細い竹串に刺して家の外の畑の脇に置いておく。これを「粘雀子嘴」と言い、雀が農作物を食い荒らせなくなるよう、この団子を食べて嘴が開かなくなるようにするのが目的だ。
団子で雀の口を開かないようにすることは、もちろん農家の想像や期待に過ぎないが、「団子の粘着性はかなり強く、消化しづらいため、食べ過ぎは控えるべき」ということを物語っている。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年9月23日