「第2回世界考古フォーラム・上海」が、14日に上海市で開かれた。革新的で科学的な考古学の研究成果を総括する同フォーラムは、大きな注目を集めた。人民日報が伝えた。
今回の最終入選プロジェクトは21件。これには10件の野外考古発掘賞、11件の考古研究成果賞が含まれる。貴州省・湖南省・湖北省が協力した「中国西南土司遺跡考古調査・発掘:帝国の拡張および辺疆の動的関係」、台湾中央研究院歴史言語研究所の「考古学調査で台湾の5000年の歴史を解明」が野外考古発掘賞を受賞、中国社会科学院考古研究所研究員の趙志軍氏、英ケンブリッジ大学のマーティン・ジョーンズ氏、米ワシントン大学セントルイス校の劉歆益氏が協力した「黍と粟の起源と伝播」が考古研究成果賞を受賞した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月15日