ご飯を炊く以外に、村嶋さんは健康の力を信じている。彼は「健康な体があってこそおいしい銀シャリを炊くことができる」と考えている。そのため、彼は毎朝4時に起きて運動してから、毎日15時間の仕事を始める。「精神を集中できることがおいしい銀シャリを炊く前提だ」と語る村嶋さんの血色がとても良いのは、長年の運動の賜物だろう。
「1980年代に一度中国に来たことがあるが、今回の訪中でその変化の大きさを感じている。もし皆さんが興味を持ったのであれば、これからもちょくちょく来て銀シャリを炊きますよ」と話した村嶋さんは朗らかに笑った。その場にいて村嶋さん自ら炊きあげた銀シャリを食べることができた幸運な人々は、しきりに親指を立てて「噛むほどに甘みを増す銀シャリ」を称賛していた。