「澳門風雲」などの続編ものに大きな期待
市場が成熟するにつれ、ハリウッドの「シリーズ化」が中国でも根付き、良い循環をもたらしつつある。14年に興行収入が10億元(約180億円)の大台を突破した「モンキー・マジック 孫悟空誕生」の続編「西遊記之孫悟空三打白骨精」には早くも注目が集まっている。同作品には、俳優の郭富城(アーロン・クオック)、馮紹峰(ウィリアム・フォン)、女優・鞏俐(コン・リー)、コメディアンの小沈陽(シャオ・シェンヤン)などが出演している。
「澳門風雲」は3作目。第1作、第2作共に人気となり、うち、昨年の春節に公開された「澳門風雲2(The Man From Macau 2)」の興行収入は最終的に、9億7900万元(約176億2200万円)に達した。第3作では、俳優の周潤発(チョウ・ユンファ)、劉德華(アンディ・ラウ)、張家輝(ニック・チョン)、女優の劉嘉玲(カリーナ・ラウ)、李宇春(クリス・リー)などがメインキャストを務めるほか、張学友(ジャッキー・チュン)が悪役を演じるなど、超豪華キャストとなっている。