中国科学技術部が作成した「ヒト遺伝資源管理条例(審査用原稿)」が4日、中国政府法制情報ネットワークで公開された。同条例は機関および個人によるヒト遺伝資源の売買禁止を検討している。また、いかなる機関と個人も、ヒトの遺伝資源の採集、収集、国際協力、出国などの活動を無許可で実施することが許されない。人民日報海外版が伝えた。
同条例(審査用原稿)の規定によると、ヒトゲノム、遺伝子、その産物である器官、組織、細胞、核酸、核酸製品などの資源・材料、得られたデータなどの情報・資料は、すべてヒト遺伝資源に当たる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年2月5日