中国人民銀行(中央銀行)は24日、銀行間債券市場の対外開放をいっそう推進し、条件を満たす海外機関投資家が合法的に銀行間債券市場に投資することに便宜を図る目的で、公告を発表した。これによると、条件を満たす海外機関投資家をより多く誘致するため、投入資金の上限額を撤廃し、管理プロセスを簡略化する。また、条件を満たす海外機関投資家は、銀行間市場決済代理人を通じて登録・口座開設などの手続きを行うことで、銀行間債券市場に参加することが可能となった。人民日報が伝えた。
「公告」によると、中華人民共和国国外において、法に則り登録・設立された商業銀行・保険会社・証券会社・ファンド管理会社・その他資産管理機関などの各種金融機関、これらの金融機関が法に則り顧客に提供する投資商品、養老基金、慈善基金、寄贈基金などを取り扱う中国人民銀行が認可した他の中・長期機関投資家は軒並み、銀行間債券市場において投資を行うことができる。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年2月25日