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科学技術駆使と温かい「家」 中日の書店最新事情

人民網日本語版 2018年04月26日10:09

唐の詩人・王貞白は、「夢中になって本を読んでいたら、いつの間にか春になっていた。時間はまるで黄金のように貴重なもの、大切なもの」とうたった。このように読書しながら春を迎えるのはとても素敵なことだ。詩人の時代から千年後の今日、読書に最も適した場所は、あの独特の魅力をたたえた書店なのかもしれない。

▽中国初の無人書店がオープン 高い科学技術力が生み出した新型書店

顔認証を通過して店内に入り、自分で本を選んで、無人レジで精算をする24時間営業の書店。こんな「新小売+」の無人書店「志達書店」が23日に上海市でオープンした。

同書店は売場面積が約100平方メートルで、約3千種類・約4千冊の在庫があり、店内は一般書と文学・歴史・哲学の2つのブロックに分かれ、じっくり本に向き合いたい人と軽いものが読みたい人とどちらのニーズにも応えられるラインナップだ。高い科学技術力が店内のあちこちに導入され、「手にとって店の外へ、お支払いは自動的に」が現実のものになった。

同書店は画像認識技術を利用して、利用者の顔の特徴を迅速に識別し、身元を確認することができ、「顔認証で入店」を実現した。利用者が店に入ると、書店側がビッグデータを駆使して各人の読書傾向を判断し、その人に最適と思われる巡回ルートを設定し、スマート技術を利用して好きそうな本を紹介してくれる。商品の識別、追跡技術、利用者の行為の識別などから、その本を買いそうかどうかを判断し、購入する場合は利用者がスマートシャッターを通過する時に「無感決済」(端末などをかざす必要のない自動決済)が完了する。


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