▽華為はアップルよりも高評価
同報告をみると、インテルの評価の得点は73.6点、華為は72.5点。アップルは69.7点で、12年から累計8.7ポイント低下した。
EC企業の阿里巴巴(アリババ)とアマゾンの得点はどちらも65.4点だったが、指導力、業績ではアリババがアマゾンを上回り、製品ではアマゾンに軍配が上がった。グーグルと百度では、グーグルの方が中国人消費者に人気があり、71点を獲得して百度の57.9点を13.1ポイント上回った。グーグルと百度の中国市場における最大の違いは管理と透明性で、中国人消費者は、「グーグルは企業のガバナンス、公平なビジネス行為、道徳的行為、データのプライバシー保護でより優れる」とみている。
華為は72.5点で2位、アップルは12位。両社を比較してわかるのは、透明性と開放的な伝播の面で華為はアップルを上回ること、真実度の評価で華為がアップルの2倍に達したことだ。
調査会社レースポイント・グローバルのピーター・プロドロモウ最高経営責任者(CEO)は、「以前と比較すると、現在の中国の消費者はパワーと民族的な誇りがより高まったといえる。時間の推移にともなって、こうした要因が消費者の抱くブランドイメージに影響を与えることが予想される」と述べる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年5月24日
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