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普洱景邁山古茶園の世界遺産登録を目指す作業が進展

 2014年02月25日17:45
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 普洱(プーアール)は世界の茶樹原産地の中心地带で、「プーアール茶」の故郷でもあり、茶馬古道の源でもある。普洱景邁山古茶園の世界文化遺産登録文書(中国語・英語版)の改訂作業が現在急ピッチで行われており、3月末までに国家文物局に送られ、一日も早い世界文化遺産リストへの登録を目指す。

 普洱市共産党委員会の衛星書記によると、景邁山古茶園の世界文化遺産登録の目的は、国際組織に景邁山古茶園やプーアール茶文化の価値を認めてもらうことにある。同時に、現在の世界文化遺産に茶文化がない空白を埋め、全人類共通の文化遺産保護のために積極的に貢献することだ。

 普洱景邁山古茶園の世界文化遺産登録を目指して、普洱市は主導者でもあり、実施者でもある。2010年6月取り組みを開始して以来、何度も世界と国内の遺産専門家を集めて普洱景邁山古茶園の遺産価値を考察・論証し、また大量の基礎研究を行うと同時に、第一歩として全国重点文物保護機関への登録、第二歩として世界重要農業遺産への登録、第三歩として世界文化遺産への登録という三歩を同時平行で行う計画案を制定した。また北京大学都市・環境学院の専門家チームを招聘し、普洱景邁山古茶園の世界文化遺産登録の文書や保護・管理計画の作成を行った。同時に資金投入を拡大し、世界遺産登録と調和しない環境の整備に力を入れた。

 2012年9月、普洱古茶園と茶文化システムは国連の食糧農業機関により世界重要農業遺産 (GIAHS)保護試験区に指定された。2012年6月には普洱景邁山古茶園が国家文物局遺産専門家の現場考察・評価を通過し、11月には中国の世界文化遺産予備リストに登録された。2013年5月、普洱景邁山古茶園は国務院によって第7次全国重点文物保護機関に選ばれ、世界文化遺産登録の「入場券」を手にした。(編集YH)

 「人民網日本語版」2014年2月24日

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