国務院台湾事務弁公室の張志軍主任は11日午後、南京で台湾側大陸委員会の担当者、王郁琦氏と会った。 |
国務院台湾事務弁公室の張志軍主任は11日午後、南京で台湾側大陸委員会の担当者、王郁琦氏と会い、両岸関係の推進に関する問題について幅広く、踏み込んで意見交換し、積極的な共通認識にいたった。
張氏は「『台湾独立』への反対と『1992年の共通認識』の堅持は両岸関係の平和的発展の政治的な基礎だ。双方はこの基礎を揺るぎないものにし、相互信頼を深め、良好な働きかけ合いをし、共に努力して、両岸協力・交流において新たな進展を遂げ、両岸関係の発展を妨げ、制約する際立った問題の解決において新たな突破口を開くことを目指し、両岸関係の発展に絶えず新たな活力を注ぎ、新たな動力を提供し続けるべきだ」と表明した。
双方は過去6年近くの各分野の交流・協力、協議・交渉の積極的な進展を振り返り、両岸関係の平和的発展の一連の成果を積極的に評価し、相互信頼の構築と強化が両岸関係の健全な発展のカギであることを是認。貴重な局面を大切にし、維持し、中華民族全体の利益を重視し、「両岸は親戚も同然」との理念に基づき、引き続き交流を拡大し、交渉を推進し、協力を緊密化し、両岸同胞に幸福をもたらし、中華を共に振興すべきとの考えを表明した。