■銃撃戦に巻き込まれた時の対処法:「伏せ」の姿勢を続ける
すばやく身を隠し、身体を低く保つ。使えるものはなんでも「盾」にする。
銃弾と並走するような真似はやめる。
壁、柱、大木の幹、車のフロントエンジンやタイヤは銃弾を遮るが、木製ドア、ガラスドア、ゴミ箱、灌木、フラワーバスケット、カウンター、劇場の座席、車のドアや後部は銃弾を遮らない。
■人質となった時の対処法
(1) 冷静さを保ち、むやみに抵抗せず、政府が救出してくれることをひたすら信じる。
(2) テロリストを視線を合わせず、対話しない。地面に伏せ、ゆっくりと動く。
(3) 自分の通信ツールは可能な限り隠しておく。携帯電話は消音モードに切り替え、タイミングを見計らって警察(110)にショートメッセージを送り、救助を求める。メッセージには、自分の現在地、人質の人数、テロリストの人数などの内容を盛り込む。
(4) テロリストの人数やリーダーについて、後から詳しく証言できるよう観察する。
(5) 警察側が突撃を開始したら、できるだけ地面に伏せ、警官に援護してもらい現場を離れる。
■化学兵器テロに巻き込まれた時の対処法
判断のポイント
(1) 異常な匂い:ニンニク、辛い食べ物、あんずの実など
(2) 異常な現象。昆虫の大量死、異常な煙霧、異常な植物の変化
(3) 異常な感覚:一般的に、化学毒剤・化学毒物の被害に遭った時は、程度の差はあるものの、吐き気、胸苦しさ、けいれん、失神などの症状が現れる。
(4) 異常な物品:防毒マスク、桶、缶、液体の入ったビニール袋などが現場に放置される。
対処法
可能な限り毒物から身を遠ざける。マスクなどの保護用品や身の周りのもので身体や口・鼻を覆い、毒物との接触・吸引を減らす。
早急に出口を探し、迅速かつ秩序だった方法で汚染源や汚染されたエリアを離れる。できれば向かい風に向かって避難する。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月4日