全国政治協商会議委員、中国工程院院士の李蘭娟氏は、「中国が独自に開発したH7N9型鳥インフルエンザワクチンが、すでに中国薬品生物製品検定所の検査に送られた。中国国家食品薬品監督管理局の審査後、臨床実験段階に入ることになる」と語った。人民日報が伝えた。
李氏によると、ヒト用のH7N9型鳥インフルエンザウイルスワクチンは中国が独自に開発したものであり、中国のインフルエンザワクチンが海外によって提供されていた歴史を変えることに初めて成功した。李氏はワクチンの使用について、「過度に恐れて盲目的にワクチンを注射する必要はなく、家禽類と接触する機会が多い人が予防接種を受けるべきだ」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月4日