試合を盛り上げる応援グッズ「カシローラ」の90%は中国製
試合を盛り上げる応援グッズ「カシローラ」も中国製
南アフリカ大会で、「ブブゼラ」と呼ばれる中国製の応援グッズが試合を盛り上げたことはまだ記憶に新しい。あれから4年、ブラジル大会でも、開幕前から中国製の応援グッズ「カシローラ」が、世界で人気を集めている。「カシローラ」の形状は、中国の伝統管楽器「塤(シュン)」にも似ており、色は緑と黄色。高さ約10センチ、直径約8センチで、籠のようなプラスチックの容器に植物の種や小石が入っていて、それをメガホンのように叩いたり、振ったりすることで、マラカスのようなリズム楽器になる。「カシローラ」を主に製造し輸出しているのは浙江省義鳥市で、2013年10月ごろに発売開始してから、欧米各国の業者から注文が殺到しているという。現在、世界の約90%の「カシローラ」が中国の浙江省や広東省で製造されている。そのほか、ユニホームやマフラー、各参加代表チームの旗などの多くも、「made in China」だ。 (編集KN)
「人民網日本語版」2014年6月12日