中国が独自の知的財産権を持つ100%複合材製のターボプロップ機が5日、広東省珠海市で初飛行に成功した。「領世(Leadair)AG300」と命名されたこの航空機は、中航通用飛機有限責任公司が開発を担当し、すでに受注を獲得している。同機は先進的なカーボンファイバー複合材を使用しており、シンプルな構造、軽量、高速、安全、快適といった特長を持つ。最高飛行速度は時速600キロ、最長航続距離は2500キロ。同機は中国民用航空規則「CCAR23部」、米連邦航空規則「FAR−23部」に基づき、世界市場向けに開発された新型機だ。新華社が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年7月7日