宇宙への遺灰打ち上げ構想も
南中国海での浮体式墓地から宇宙への遺灰打ち上げなど、建築家や都市計画立案者は新たな埋葬方法を構想しており、米フロリダ州立大学のクリストファー・クーツ准教授は「問題はかつてないほど切迫している」と指摘している。
クーツ准教授は、環境を考慮に入れた埋葬が良いとの見方も示す。伝統的な土葬は腐敗防止処理を施すため、死体が分解されて自然に戻るまで、かなりの時間を要するため、環境に害を及ぼす。一方、防腐剤や金属を使っていない木製の棺桶を使い、比較的地面に近い場所に埋めるなら自然に優しい。
しかし、この2種類の方法は、アジアではなかなか受け入れられないだろう。なぜなら、アジアの人は頻繁に墓参りに行くからだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年8月13日