ケンタッキー市場部門の関係者は、「ヤム・ブランズ本部の回答は、ケンタッキーには現在、柯震東との提携関係はない、というものだった」と話す。
ケンタッキーは今年初めに、「ケンタッキーの代表的メニューはどっち?オリジナルチキンVSクリスピーチキン」という人気投票イベントを行い、柯震東はクリスピーチキンのイメージキャラクターを務めた。最終的にオリジナルチキンがより多くの票を獲得して勝利し、ケンタッキーはクリスピーチキンを販売停止にした。
柯震東の微博(ウェイボー)に、ネットユーザーがこんな書き込みをした。「オリジナルチキンの圧倒的勝利!」。
ABD愛夢娯楽ビッグデータの創始者・雷鳴さんによると、ブランドと芸能人とのタイアップ関係は、単純なことのようだが、ブランドにとっても芸能人自身にとっても、お互いにリスクが存在する難しい選択だという。
メディアの指摘によると、柯震東と房祖名のスキャンダルによって企業はイメージキャラクター変更の経費を支払わなければならず、二人は損害賠償を求められる可能性もあるという。
雷さんは、「ブランドがキャラクターを決定する場合は、事前に情報を十分に検討しなければならない。キャラクターを探す際には、代理店がオフラインの情報を十分に検討し、情報をしっかり収集することが非常に重要になる。今回のようなスキャンダルは事前にコントロールする方法がまったくないわけではない」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年8月20日