台湾淡水埠頭のある画家が街角でスケッチをしていた。通行人は何を描いているのか全くわからなかったが、最後に絵を180度回転させると、生き生きとした人物の姿が現れた。ひっくり返して絵を描く方法が市民を驚かせている。台湾地区TVBS新聞網が伝えた。
范学文さんというこの画家は、よく淡水埠頭でひっくり返った絵を描いている。歌1曲ほどのわずか3分で一つの絵が完成する。范学文さんによると、外国のテレビ番組でひっくり返った絵を見てアイデアを得たといい、特にブルース・リーやエルヴィス・プレスリー、スティーブン・ジョブズなど、物故した有名人を描くのを好む。ひっくり返った絵は一般人の外界に対する認知をひっくり返すものだが、画家は構図を十分に把握しなければならない。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年8月22日