あるネットユーザーがこのほど、「関数ダンス」をネット上にアップした。登場人物が行っている動作は、中学校や高校で学んださまざまな関数のグラフの形を真似たものだ。西南大学教育心理学科の張仲明准教授は、「こんなに楽しい教育法を教室に持ち込めば、生徒の創造力をもっと良く引き出すことができるだろう」とコメントした。重慶商報が伝えた。
〇物珍しい「関数ダンス」がネットで人気
23日、あるネットユーザーが、関数グラフで構成されたダンスの動画をネット上にアップした。ダンスのバックには、軽快なリズムの楽しい曲が流れている。関数グラフが変わるたびにダンスの動きも自在に変化し、多くのユーザーから「いいね」の評価が得られた。あるネットユーザーは、「退屈この上ない数学が、こんなに楽しくクールなダンスに変身するなんて、まったくもって信じられない!このダンスがあれば、関数のひとつやふたつ、至極簡単に覚えられる」と絶賛した。
この動画を発表したネットユーザーによると、この「関数ダンス」は、ある中学2年の女子生徒が、「関数はどれも覚えるのが大変。こんな抽象的なものをどうやって覚えたらいいの?誰か良い記憶法があったら教えて下さい」とネット上に投稿したのがきっかけだったという。細かいことが得意なネットユーザーは、基本的な関数の曲線を、人間の両腕で表現し、関数グラフそっくりの「腕の形」を作ってみた。グラフの形の違いを、腕の屈伸によって表現することで、「関数ダンス」が完成した。