第15回中国美食フェスティバルが24日、武漢エキシビションセンターで開催され、長さ3.732メートルの巨大な油条(一種の揚げパン)が新たなギネス記録を達成した。長江日報が伝えた。
この油条は武漢の有名な料理人、戸部巷総顧問の虞東氏とそのチームの合計6人が作った。調理現場で6人が一列に並び、長い箸を操って生地を油の鍋で10分ほど揚げて引き上げると、会場にはおいしそうな香りが漂った。
虞東海氏によると、こんなに長い油条は生地作りや発酵、油で揚げる各ステップの全てで気をつかう必要があり、一つのステップでも誤ると全てが水の泡だと語った。
この油条を作るため、虞東海氏たちは2カ月も試行錯誤を繰り返した。昨日は早朝5時から会場で生地作りを始め、9時にやっと鍋で揚げ始めた。合計12キロ以上の小麦粉と240キログラムの油を使ったという。虞東海氏は「残った生地と油は再利用できるため、無駄にはならない」と語る。
ギネス世界記録有限公司大中華圏の程東氏が会場でレーザー測定器を使って測定したこの油条の長さは3.732メートル、重さは7.6キログラムだった。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月26日