王超外交副部長(外務次官)は8日のブリーフィングで、李克強総理によるドイツ訪問と第3回中独政府間協議開催、ロシア訪問と第19回中露首相定期会談開催、イタリア訪問と国連食糧農業機関(FAO)訪問、第10回アジア欧州会議(ASEM)首脳会議出席について説明した。
王氏によると、政府間協議の成果として、双方は「イノベーションを共に創造する」をテーマとする「中独協力行動要綱」を発表し、両国の今後の協力について系統的、全面的、戦略的に計画を立てる。ミヒャエル・クラウス氏によると「中独協力行動要綱」は20ページ前後で、非常に広範な分野に及ぶ。
王氏によると「要綱」は中欧間で最も広範な分野に関わり、最も多くのプロジェクト・措置をカバーする二国間協力協定であり、「イノベーションを共に創造する」とのテーマを押さえ、工業、農業、科学技術教育、環境保護、都市化、医療衛生、社会保障分野のイノベーション協力について計画を立てる。
中独はエネルギー、科学教育、農業、衛生、航空・宇宙、省エネ・環境保護などの分野で、政府間協力協定やビジネス契約計20件余りに調印する。また、ビザ発給の円滑化についても新たな措置を打ち出す。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年10月9日