2014年10月30日  
 

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東京国際映画祭期間中、中国映画週間が開催 (2)

人民網日本語版 2014年10月30日15:43

NHKの青少年・教育番組部の太田真由理チーフディレクターは取材に対して、「この映画を通して、本当の今の中国を見ることができるほか、家庭の在り方や社会の発展の仕方が、日本と中国では異なることを知ることができる。例えば、多くの日本人は、新聞や雑誌を通して、中国には一人っ子政策があることを抽象的に知っており、中国の親は子供に大きな期待を寄せているというのも聞いたことがある。しかし、そのことを直感的に理解している人はほとんどいない。同映画の中で、子供の留学のために、母親がメイクの仕事をあきらめ、エンゼルメイクの仕事を始めたり、子供の勉強の邪魔にならないようにと夫婦が一つ屋根の下で別居生活をしたりしている。こうしたストーリーと感動のシーンを通して、日本の観衆は、本当の中国の家庭生活や教育に対する価値観を知ることができる。そして、現代の中国社会で主体となっている中年の親や未来の中国社会を代表する子供達を理解することができる」と感想を語った。

全日本華僑華人連合会の雪平円・副会長は、同映画鑑賞後、「海外で暮らしている華人、華僑である私達は、中国は長い歴史と豊富な文化を誇る国というだけでなく、現代化、グローバル化を進める活気に満ちた世界大国であることを、世界中の人に知ってもらいたいと思っている。これまで、海外で公開された中国映画は前者を強調しているものが多かった。今回上映されている同映画は、現代中国の都市で暮らす家族を舞台に、現代の中国人が楽しんでいることや勤勉に働いている様子などを世界に伝えることができる。中国にも、ポジティブかつ勤勉に働いているサラリーマンがおり、グローバル化された環境で成長している若者もいる。中国の映画界が、さらに多くの時代感あふれる傑作を生み出し、現代の中国の様子や中国人の気質、中国の精神などを世界の人々に知ってもらいたい。そのようにして、さらに多くの外国人が中国映画を通して中国を知り、感じ、理解してもらいたい」と、同映画の陳剛(チェン・ガン)監督と脚本の李春利(リー・チュンリー)に対する感謝の気持ちを示した。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年10月30日


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