米アップル社はこのほど中国エリアにおける2014年度iOSアプリケーションランキングを発表した。それによると、同社のスマートフォン「iPhone」(アイフォーン)のiOSシステムを利用した最優秀アプリケーションには動画編集アプリの「Replay」が、最優秀ゲームにはパズルゲーム「Threes!」が選ばれた。またアプリ開発者ランキングをみると、中国国内の開発者が全体に占める割合は40%に達した。「京華時報」が伝えた。
ランキングは「iPhone」部門とタブレットコンピューター「iPad」(アイパッド)部門とに分かれており、それぞれ同年の最優秀アプリ2種、最優秀ゲーム2種、優秀アプリ25種、優秀ゲーム25種を選出する。どちらも最優秀アプリには「Replay」と画像編集アプリ「Pixelmator」が並び、最優秀ゲームには「Threes!」とアートの世界を旅するゲーム「モニュメントバレー」が選ばれた。
注目すべきは、今回ランク入りしたアプリ50種の開発者(開発企業)35人(社)のうち、中国の開発者が15人(社)に上ったということだ。13年には中国の開発者は12人(社)中2人(社)しかいなかったが、今年は4割を超えた。またすべてのアプリのうち、中国向けに手を加えられたものの割合は3分の2を超える。ここから、iOSシステムのプラットフォームでは中国の開発者がますます重要な役割を果たすようになっていること、世界の開発者が中国市場をますます重視するようになっていることがわかる。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年12月10日