市場調査の中国最大手・零点研究諮詢集団が23日に発表した調査研究報告によると、大学生とホワイトカラーの9割以上が、「最も主要な情報収集ツールはインターネット」と答えた。また、ネット利用率については、中高生及び都市部労働者は8割、県城(県政府所在地)住民および都市部中高年層は7割を、それぞれ上回った。中国青年報が報じた。
零点研究諮詢集団は今年2月、中高生・大学生・ホワイトカラー・都市部中高年層、都市部労働者、県城住民という6グループを対象に、訪問調査、路上調査、オンライン調査、電話調査などの方法を組み合わせ、情報収集ツールと主なネット利用目的に関する調査を実施、計1万720組の有効回答を得た。
調査によると、グループ別のネット利用率は、大学生・ホワイトカラーがほぼ100%、中高生と都市労働者が80%以上、県城住民と都市部中高年が約70%だった。ネット利用者のうち、「主要な情報収集ツールはインターネット」と答えた人の割合は、大学生96.4%、ホワイトカラー90.7%、都市部労働者58.7%、県城住民53.7%、都市部中高年層も25.4%に達した。
モバイルネットワーク技術の発展に伴い、人々のモバイル端末利用時間も徐々に増加しており、PC端末に迫る、あるいはそれを凌ぐ勢いだ。統計データによると、都市部労働者、中高生、大学生、県城住民の4グループはいずれも、モバイル端末の利用時間がPC端末の利用時間を上回った。