2015年8月5日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>経済

人民元レート改革10年 変化の歩みと今後の行方 (4)

人民網日本語版 2015年07月22日08:18

国泰君安チーフエコノミストの林采宜氏は、「中国の為替レート改革・市場化は、まだ十分とは言えない。今後も変動区間の弾力性を高め、国内人民元市場への行政関与を減らしていくべきだ」との見方を示した。

交通銀行チーフエコノミストの連平氏は、「今後の為替レート改革では、変動幅を引き続き拡大し、市場が主体としてさらに参与し、米ドルレートだけに『着目』することから、通貨バスケット・レートに『着目』してさらに合理的な調整を行えば、実質的な変化や状況がより明確に反映されるだろう。さらに、資本金融勘定の開放を前向きかつ着実に進める必要がある」と指摘した。

上海交通大学の朱寧教授は、「国際金融環境のハイレベルな変化と中国経済成長スピードの減速という大きな環境のもと、これからの人民元市場化は、引き続き、『スロー・ジョギング』のペースで進むだろう。突如として大きな変化が起こることは、まずあり得ない」と語った。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年7月22日


【1】【2】【3】【4】

関連記事

コメント

最新コメント

空又 覚造   2015-07-2439.110.85.*
 国泰君安チーフエコノミストの林采宜氏が主張するように「中国の為替レート改革・市場化は、まだ十分とは言えない。今後も変動区間の弾力性を高め、国内人民元市場への行政関与を減らしていくべき」であるが,超投機家ジョージ。ソロス氏の英ポンド売り,ユ-ロ攻撃などにみられるような投機の対象にすべきではない。 IMF・世銀体制下で財政破綻しそうな国に対してソロス氏は,為替投機を行っている。最近のウクライナ,ギリシャ。 新自由主義の悪い側面は,無制限の,国家を転覆させるのに十分な資金力である。私たちは,極端に走ることなく,ウィン・ウィンの関係で平和に生存すべきであると,考える。

アクセスランキング