王毅外交部長(外相)は5日、米国のケリー国務長官とクアラルンプールで会談した。
王部長は「習近平国家主席が近く米国を公式訪問する。米側と各準備を整え、今回の歴史的訪問の順調な成功を確保し、両国の各分野の互恵協力の計画をさらに整え、中米の新型の大国関係の構築を推進するだけでなく、国際社会に向けて積極的でプラスのメッセージを共同で発したい」と表明した。
ケリー長官は「中国側と共に努力して、習主席の公式訪米の成功を確保したい」と表明した。
両氏は南中国海情勢についても意見交換。王部長は「中国側は関係国との協議や交渉を通じた争いの平和的解決に終始尽力している。域外国は中国とASEAN各国の努力を尊重すべきだ」と表明。ケリー長官は「米側は南中国海情勢に関心を持っているが、具体的な争いには介入しない。中国が関係する当事国と平和的な交渉を通じて争いを解決することを支持する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年8月6日