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バンコク中心部の繁華街で爆発 中国人3人含む19人が死亡

人民網日本語版 2015年08月18日15:42

資料提供:タイの英字紙「バンコクポスト(電子版)」

現地時間17日午後6時55分(日本時間同日午後8時55分)、タイ・バンコクのラチャプラソン交差点で爆発が起こった。18日午前0時までに、少なくとも19人が死亡、123人が負傷したことが確認された。在バンコク中国大使館がタイ警察から受けた情報によると、死亡した19人には、中国人観光客3人、タイ人10人、フィリピン人1人が含まれており、残り5人の身元は現在確認中という。人民網が報じた。

現地の警察は、爆発が爆弾によるものであることを突き止めている。爆発現場となったのは、バンコクでも最も賑やかな繁華街の一つで、多くの商業施設が集まるラチャプラソン交差点。同交差点の北西には、バンコクで最大規模のショッピングモール「セントラルワールドプラザ」が、南東にはヒンドゥー教の神をまつった有名な祠「エラワン廟(四面仏)」があり、一帯は年間を通じて観光客でごった返しており、バンコクを訪れる中国人観光客が絶対に行く観光ポイントだ。爆弾の威力で道路は破損し、エラワン廟の周囲に張り巡らされている鉄柵も、爆撃で破壊、あるいは湾曲した。あたり一帯の地面には、洋服の一部や自動車の部品など雑多な破片が散乱しており、爆撃でバラバラになった人の身体の一部も含まれ、凄惨極まりない状況だった。


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