米国財務省が17日に発表したデータによると、中国は6月に米国債9億ドル(約1118億円)を買い増しし、引き続き世界一の米国債保有国になったという。新華社が伝えた。
ギリシャ財政危機といった要因により、大量の海外資本が安全な投資先として米国債に流れ込んだ。データによると、6月の外国人投資家の米国債購入額は698億ドル(約8兆6754億円)に上り、2014年2月以来の最高額となった。
6月の中国の米国債保有額は、前月比9億ドル増加して1兆2710億ドル(約157兆9725億円)に達した。中国が米国債を買い増ししたのはこれで4カ月連続となる。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年8月19日