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上海閔行区、「広場ダンス」の騒音改善に騒音測定器配る

人民網日本語版 2015年08月31日15:54

中国の中高年女性の間で、楽しみながら健康づくりができるとして人気を集める「広場ダンス」は、「騒音がうるさい」、「公共スペースを占領している」などのレッテルを張られ、近隣住民とのトラブルも絶えない。しかし、上海市閔行区では、騒音測定器や時間になると自動で消える舞台照明、高音を制限したポータブルスピーカーなどを使って、近隣住民との「共存」を図っている。新華社が報じた。

「広場ダンス」に関する問題を改善するため、閔行区は長年、さまざまな対策を講じてきた。例えば、広場の面積や位置、現存の設備条件、団体の活動状況などに応じた舞台照明やポータブルスピーカーなどを導入した。また、広場周辺の住民に騒音測定器を配り、ダンスの騒音を調べている。

これらの対策は、近隣住民の好評を博している。閔行区のあるダンスチームを率いる劉明誉さんは、「以前、広場には電灯がなく、夜も暗かった。ダンスをする時は、竹竿を車の後ろに挿し、竿に蓄電池とつないだ電球をくくりつけ、薄暗い中で踊っていた。関係当局が電灯を設置したので、危険も減った」と話した。

「人民網日本語版」2015年8月31日

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