ポールダンスと言えば多くの人は情熱と芸術性溢れる若者のダンスと考えるだろう。四川省成都市で70歳のおばさまが高齢者の好む広場ダンスに別れを告げ、ポールダンスの世界に飛び込み、身をもってポールダンスが若者だけの特権ではないことを証明した。
成都出身の戴さんは定年退職後は悠悠自適に暮らしていたが、ポールダンスによってまた新たな人生が開けた。2010年、65歳の戴大麗さんは初めてポールダンスに出会い、「心動かされる」ポールダンスにのめり込んだ。
戴さんは、「年齢的な要素により一層の努力が必要で、一部のポーズは数十回の練習を要しますが、自分が納得するまでやめません」と語る。このため、彼女は小さなケガが絶えないが、疲労やケガよりもポールダンスによって得られる喜びの方が大きかった。
定年退職後の戴さんは力が弱かったが今や10キロの米も軽々持つことができる。これはポールダンスによる筋トレのおかげだ。戴さんは2時間練習すると疲れを感じるが、休憩中も若者の練習風景を見ている。彼女に言わせると、それも楽しみのうちだ。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月31日