カーター元米大統領「米中首脳会談、小異捨て大同に就くだけで不十分」 (3)

　国内外の平和を守り、持続的発展の道を探ることは、オバマ大統領と習近平主席が共に直面する最重要任務だ。世界的な衝突が激化し、経済が低迷する中、米中両国は世界平和と発展のために尽力すべきである。

　今月下旬に行われる米中の首脳会談は、単に「小異を捨てて大同に就く」だけでは不十分だ。彼らが共通認識に達し、米中協力を強化し、相互信頼を打ちたてることで、両国がともに直面する多くの世界的な課題を共に解決することができる。急ぎ対策が必要な気候変動などの問題は、両国が共に負担し、その他の国の模範とならなければならない。（編集SN）

　「人民網日本語版」2015年9月23日