財新が23日に発表した9月の製造業購買担当者指数(PMI)速報値は47.0で、6年半ぶりの低い数字となり、前月の確定値に比べ0.3ポイント低下し、予測値を0.5ポイント下回った。同日には国際金価格が一時1オンス1121ドル(約13万4407円)まで低下し、1120ドル(約13万4288円)の大台をあやうく割り込むところだった。金価格は今週に入り3週間続いた低下傾向をくい止めたが、再びの低下となった。「新京報」が伝えた。
財新のシンクタンク・財新知庫の何帆チーフエコノミストは、「中国の製造業PMIの9月の速報値は47.0を記録し、8月の47.3の水準を下回り、ここから製造業が構造のモデル転換の重要な時期にさしかかっていることがわかる。経済の基本的側面は全体として順調で、前半期の外部需要の落ち込みや価格要因が製造業PMI低下の主な原因だ」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年9月24日