東莞で工場経営15年の企業管理専門家、製造業の「匠の精神」語る (3)

会場での質疑応答

参加者：どのようにして匠の精神を企業の技術者に理解させるのか？

専門家：まず技術者に顧客を重視させ、顧客の真のニーズを理解させる。最も有効な方法としては、顧客を企業に招き、交流して、社員に顧客の製品に対する考えを理解させること。

参加者：リーン生産のプロセスにおいて、どのように小ロット生産が抱えるコスト増大を解決するか？

専門家：まず初めに必要な物資を事前に準備しておき、交換を行うにあたり、いかにして交換にかける時間を節約するかを考慮する他、従業員の素養と技能をアップさせる必要がある。第二に生産の実際の意義をしっかり理解し、ロットの大小に関わらず、同じ態度で生産に臨む。

参加者：日本企業の製品品質管理において、中国企業との違いは？また中国企業はどのようにして改善すべきか？

専門家：まず初めに品質基準が必要で、従業員にこの基準を遵守させる。例えばPTCソリューションによる管理制御は一つの循環フローとなっている。次に操作方法を徹底させ、操作の手順を簡略化し、基本操作をマスターさせる。（編集TG）

「人民網日本語版」2015年12月29日