微信のソーシャル機能「モーメンツ(原語:朋友圏)」で友人の状況をチェックすることとチャット(文字・音声・画像によるチャット)することの2つが、成人が微信を閲覧する主な目的で、その割合は、前者が76.1%、後者が75.3%と、いずれも70%を上回った。また、閲読関連の活動も、多くの微信による閲読者の主な選択肢となっており、「ニュースをチェックする(63.2%)」「モーメンツに投稿された文章を読む(61.7%)」「微信購読アカウント(原語:訂閲号)に投稿された文章を読む(25.4%)」などが上がった。このほか、「二次元バーコードをスキャンする(34.2%)」「微信の決済サービスを利用している(34.0%)」など、微信のいくつかの実用的な機能も、微信で閲読する人々から好評を得ている。
統計データによると、2015年、中国国民1人当たりの紙書籍の読書量は4.58冊、紙の新聞は54.76部、紙の定期刊行物は4.91冊、電子書の読書量は3.26冊だった。2014年と比べ、紙書籍と電子書籍の読書量はやや増加しており、紙の新聞・定期刊行物の読書量はやや減少した。
成人の各種出版物の読書量を見ると、2015年、成人1人当たりの紙書籍の読書量は4.58冊と、2014年の4.56冊に比べ0.02冊増加した。1人当たりの新聞読書量は51.76部、前年比10.27部減、定期刊行物読書量は4.91冊、同1.16冊減少した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年4月19日