王府井書店でベストセラー作品のコーナーに置かれている蕭紅の著作 |
最近、大ヒット上映中の香港の許鞍華(アン・ホイ)監督の新作「黄金時代(The Golden Era)」に登場する主人公・蕭紅(しょうこう)に注目が集まっている。蕭紅は実在した天才作家で、本屋では最近、蕭紅の著作が飛ぶように売れている。法制晩報が報じた。
9日、北京の王府井書店を訪ねてみると、蕭紅の著作「生死場」や「呼蘭河伝」などが目立つ場所に並べられ、若者3、4人が品定めをしていた。店のスタッフによると、「蕭紅の本は、国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた7連休中、平日の約2倍売れた」という。
ネットショッピングサイト「淘宝網」でも、多くのショップが、「黄金時代」のポスターと書籍をセットで販売している。あるショップは、「ここ数日で、100冊以上売れた。通常の2-3倍の量」としている。淘宝のデータによると、最近7日間で、「蕭紅」の検索回数が前月同時期と比べて300%以上増、昨年同時期と比べて3000%以上増となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年10月10日