ネットでのドラマ視聴が主流に
近年、中国のドラマを放送するベトナムのテレビ局は増加傾向にある。夜9時から10時のゴールデンタイムにテレビのスイッチを入れると、「梅蘭芳」や「歩歩驚心(邦題:宮廷女官 若曦)」、「後宮・甄嬛伝(邦題:宮廷の諍い女)」、「神話」、「愛情回来了」、「紅玫瑰黒玫瑰」など少なくとも十数の現地チャンネルで中国ドラマが放送されていた。
分析によると、ベトナムの中高年層はテレビで、若者はスマートフォンやタブレットPCといったツールでドラマを視聴するのが主流になってきている。青春ドラマ「杉杉来了」も、中国で一大ヒット作となり、多くの若者がネット上で作品を視聴した。同作品は吹き替え版はなく、字幕のみの放送となり、多くのネットユーザーが「物足りない」「吹き替えがあればもっといいのに」といった声も漏らしていた。(編集MI)
「人民網日本語版」2016年5月13日