2016年8月9日  
 

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中国の「東アジア文化交流使」が日本のオペラ「カルメン」に出演

人民網日本語版 2016年08月09日09:18

中国文化部(省)が「東アジア文化交流使」として派遣する青年舞踊家の朱■(■は日へんに含)が 4日夜、東京都で上演されたオペラ「カルメン」に出演し、日本のアーティストと共演。観客を魅了した。中国新聞網が報じた。

7日まで港区赤坂の草月ホールで6回行われる今回の公演の初日となった同日、会場は満席となり、公演後、幕が下りてからも、日中両国のアーティストが共に披露した洗練された音楽とダンスに、観客からの拍手が16分間も鳴りやまなかった。また、出演したアーティストらに感謝の気持ちを表そうと、観客100人以上が終了後に劇場の外で長蛇の列を作った。

今回の企画は、2014年に行われた第6回「中日韓文化大臣会合」で、3カ国が合意に達した「東アジア文化交流使」の派遣事業の一環。同事業では、中日韓が互いに派遣する芸術家、文化人などの文化に携わる人々が短期間滞在して、実演や展示、研修などの文化活動に参加することになっている。アートの交流を通して、3カ国の文化交流・融合を強化し、互いの文化を鑑賞し、学び合い、国民同士の相互理解、友好的な感情を深めるのが狙い。

昨年、中国が派遣したスーパーダンサーや古琴演奏が日本で行われたダンスショー「DANCE SYMPHONY」に出演した。今年は、世界一の上演回数を誇り、何度も台本の編集や演出が繰り返されている世界の名作オペラ「カルメン」が選ばれ、情熱的なヴァイオリンミューズ・川井郁子がカルメンを演じ踊りながら演奏し、ダンスファンタジスタ東山義久がドン・ホセを踊り、中国の青年舞踊家・朱■がその舞台に中国の要素を注入。中国の舞蹈の実力を披露すると同時に、ジプシーの闘牛士の力や勇気、情熱を見事に表現した。


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