○アスリートに新たな人気 北京五輪後広く普及
中国人には昔からお馴染みだったカッピングは、今や五輪各国代表にも大人気だ。英デイリーメール紙の8日付報道によると、特に米国人選手は、怪我や故障による痛みを緩和するために、好んでカッピングを行っているという。カッピング以外に、按摩や鍼灸といった中国医薬の理学療法も、海外スポーツ選手に好まれている。実は、早くも8年前の北京五輪において、中国の中国医薬による診療が世界トップレベルの競技大会に大挙して入り込み、世界中のアスリートの間で中国医薬の理学療法を大々的に普及させた。当時、カナダ体操チーム監督だったトニー・スミス氏は、メディア取材に対し、「五輪選手村クリニックで中国医薬の鍼灸治療を受けた後、長年の間苦しんでいた背中の傷による痛みが消えてなくなり、本当に驚いた。鍼灸は確かにとても効果がある。選手たちにも大いに勧めようと思っている」とコメントした。
○カッピングのミニ知識
カッピングは、中国で2千年あまりの歴史を誇り、一種独特の治療法が確立されている。カッピングは、長年の間、腫れものの治療に用いられてきた。また、人体組織内部に溜まった悪い毒素を体表から体外に押し出し、患部の腫れや痛みを素早く解消させ、急性のダメージにも高い効果を備えている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年8月9日
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