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<企画>今年の端午節はどう過ごす? (2)

人民網日本語版 2018年06月13日14:55


中国鉄路総公司は13日、「2018年端午節(旧暦5月5日。今年は6月18日)休暇中の鉄道旅客輸送は期間を4日間とし、15日にスタート、全国鉄道の累計利用者数は延べ4700万人に達すると予想される」と発表した。>>

 

〇「休みをつなげて」端午節は中長期旅行へ 日泰が人気

端午節(旧暦5月5日。今年は6月18日)の小型連休が近づき、観光市場は再び海外旅行のピークを迎えることになる。6月6日に旅行予約サイト・途牛旅遊網が発表した「2018年端午節観光消費情勢予測」は、ユーザーの予約データを踏まえ、今年の端午節小型連休の観光市場の消費トレンドを予測分析した。

予約状況をみると、ユーザーの6割以上が3日間以上の中長距離海外旅行商品を選択しており、4日間の休みを取って前後の週末とつなげて9日間の休みにする人や、さらに多くの休みを取って9~15日間の長期で海外旅行に出かける人もいる。

好調な人民元相場、直行便の増加、査証(ビザ)の利便性向上などにより、端午節連休に海外旅行をする人が目立って増えた。目的地の上位10ヶ国は上から順に、日本、タイ、イタリア、フランス、スイス、インドネシア、ドイツ、ベトナム、米国、マレーシア。国内の長距離旅行の目的地の上位10ヶ所は上から順に、三亜、杭州、麗江、大理、北京、蘇州、成都、厦門(アモイ)、昆明、桂林となっている。三亜は中国人がビーチリゾートに行く時に真っ先に選ぶ場所で、今年もトップだった。また西部地域の甘粛省、青海省、新疆維吾爾(ウイグル)自治区、西蔵(チベット)自治区等も人気が急上昇しており、現時点で途牛の端午節連休期間の新疆方面団体ツアー商品の申込者は前年より140%以上増加している。>>

〇端午節の粽(ちまき) 南方は醤油・塩味、北方は甘い味

北方では、棗を入れた甘い粽がメインだが、南方の粽の種類はより豊富で、小豆や肉、ハム、卵の黄身餡などを使い、醤油・塩味をベースとしている。北方の粽の多くは四角形や三角形で、基本的に大きい。南方の粽の形状は三角形、たいまつ型、円錐形、四角形など多様で、全体的に小さく繊細な作りとなっている。>>

〇南方の「龍舟(ドラゴンボート)」 北方の「踏柳」

古代の河北省石家荘市趙県の端午節では、地方官府が宴会を開いて城内の官僚や知識人を招待し、詩を詠むという習わしがあり、当時「踏柳」と呼ばれた。現在でも、端午節に詩を詠む風習は残っているが、城外で宴会を催し、詩を詠むといった風流な光景は見られなくなった。

〇「破火眼」

南京の端午節は、それぞれの家で、清水を入れた箱の中に、微量の雄黄と古代の硬貨「鵝眼銭」2枚を入れ、一家全員がこの水で目を洗う、「破火眼」と呼ばれる風習が残っている。これによって、1年間眼病にならずにすむと言われている。揚州市高郵市に残る端午節の風習もかなり特殊だ。子供たちは、見栄えのいいアヒルの卵を選んで色とりどりの糸で編んだ絡子(糸で網状に編んだ小物入れ)の中に入れて、首にかける。

「人民網日本語版」2018年6月15日


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