李克強総理「差別化した経済政策を実施　長江経済ベルトを建設」

　第12期全人代第2回会議が5日午前9時に人民大会堂で開幕し、李克強総理が国務院を代表して政府活動報告を行った。

　李克強総理は2014年の重点的取り組みを説明した際「新たな地域経済ベルトの育成を発展推進の戦略的支えとする。地域発展全体戦略を踏み込んで実施し、西部大開発、東北地区など旧工業地帯の全面的振興を優先的に推進し、中西部地域の台頭を力強く推進し、東部地区経済の他に先駆けた構造転換と高度化を積極的に推進し、革命聖地、民族地区、辺境地区、貧困地区への支援を強化する。地域発展の新局面を計画し、東から西へ、沿海部から内陸部へ、そして大河と幹線陸路に沿った順次発展を推進する。ゴールデン水路に頼り、長江経済ベルトを建設する。陸海の重点通関地を支点に、沿海部とつながる西南・中南、東北、西北などの経済支柱ベルトを形成する。長江デルタ地域の経済統合を推進し、汎珠江デルタ地域の経済協力を深化し、環渤海および北京市・天津市・河北省地域の経済協力を強化する。差別化した経済政策を実施し、産業移転を推進し、地域を跨ぐ大交通・大流通を発展させ、地域経済の新たな成長源を形成する」と表明した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2014年3月6日

【特集】2014年全人代と政協会議