• 2014年全人代と政協会議
2014年3月4日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

ホワイトカラーの転職理由「仕事と生活が両立できない」=広州市

 2014年03月04日08:17
  • 分かち合うへtwitter
  • 分かち合うへyahoo
  • 分かち合うへsina.com
  • 分かち合うへrenren.com
  • 分かち合うへt.qq.com

 中国大手人材会社「智聯招聘」はこのほど、広東省広州市のホワイトカラーを対象にした調査報告を発表。「給与」、「出世が難しい」のほか、「仕事と生活が両立できない」が、「転職」の3大原因の一つとなり、ホワイトカラーにとっては「仕事が全て」ではなくなっていることが明らかになった。広州日報が報じた。

 ホワイトカラーの仕事に対する自信度指数や転職の願いなどを調べた同調査は、広州市の717人から得た有効回答をもとにしている。同市のホワイトカラーの今年の仕事に対する自信指数は3.36ポイント(5ポイントが最高)と、中国全土の平均指数3.32ポイントを少し上回ったが、28都市中、14位にとどまっている。トップは上から順に蘇州(江蘇省)、杭州(浙江省)、無錫(江蘇省)。上海は23位、北京は24位。

 同社が最近実施した新入社員募集に関する調査によると、今年の春は、例年の3月よりも早い2月に募集のピークを迎えた。この点、同報告は、「ホワイトカラーの12.12%が入社、または離職の手続きを現在しており、23.54%が経歴を更新している。また、35.66%が転職の意向を示し、『転職は絶対しない』との回答は28.68%にとどまった。転職やその意向を示す人の割合は中国全土の平均値よりも高い。中国全土のデータによると、入社、または離職の手続きを現在しているホワイトカラーは9.8%、経歴を更新したホワイトカラーは21.3%、転職の意向を示すホワイトカラーは33.4%、転職を絶対にしないというホワイトカラーは35.5%」と指摘している。

 特筆すべきは、「給与」、「出世が難しい」という現実的な問題のほか、「仕事と生活が両立できない」が、同市のホワイトカラーの「転職」の3大原因となっている点だ。

 同社は、「最近の調査、研究で、『生活と仕事を両立する』というのが、中国の各都市で働く人の今後3年の主な目標であることが分かっており、今回の調査でそれが再び実証された形だ。ホワイトカラーにとって、『仕事が全て』ではなくなっており、仕事と生活の両立がますます重要視されるようになっている。これは、1980年代や90年代生まれの若者が社会に出るようなってからの顕著な傾向となっており、会社側にとっても、軽視できない重要な要素となっている」と分析している。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年3月4日

関連記事

コメント

最新コメント