2014年2月19日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

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月探査ローバー「玉兎号」が紡ぐ世界を魅了する物語 (2)

 2014年02月19日10:28
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 中国の宇宙飛行業界の人々のあくなき努力と勇敢な探究心は、このように国際社会で幅広く歓迎され、賞賛される中国の新たなイメージを樹立した。中国の宇宙における歩みは、すでに世界人類がともに注目するところとなっている。

 たとえば、「中国は03年に初の宇宙飛行士を宇宙に送り込み、米国、旧ソ連に次いで月面に機器類を送り込んで月探査をした3カ国目の国となった」という宇宙科学の知識を披露するフランス人がいれば、「長い間待ち望んでいた『玉兎号』の地球に向けた信号を受信できたのは、とても素晴らしいニュースだ」と非常に喜んでいる米国のアマチュア無線愛好者もいる。このほかにも、米国の宇宙飛行士は感慨深げに、「最終的に、『玉兎号』の運命がどうなろうと、『玉兎号』やその開発者に対して敬意を表したい」というコメントを残している。

 「地球を離れ、地球のために貢献する」、「地球から飛び立ち、国家間の争いや差別を捨て去る」。広大な宇宙では、人類が打ち上げた宇宙望遠鏡が観測を行い、探査機が星の探査を行い、宇宙ステーションが伝記を執筆している。あるいは、広く果てしない宇宙に立って、上空から地球を眺めることで、人類は皆運命共同体であるという意味を心の底から実感できるのかもしれない。

 このような、地球から月に行くという夢の中で、世界は賞賛や尊敬、憧れの目線で現代の科学技術を牽引する中国に注目している。中国もまた責任回避することなく、正々堂々とこの価値ある役割を担っていかなければならない。月における「玉兎号」の小さな歩みは、人類共通の関心事であると同時に、皆が心から願う大きな歩みでもある。インターネットでは、「玉兎号」の可愛らしいコメントが、世界中の人々の視線をひきつけ、科学技術が持つパワーが、中国の「バージョンアップ」したイメージを作り上げている。

 中国の小さな兎こと、「玉兎号」の魅力的な物語は、中国の夢の物語であると同時に、世界中の人々が共通して喜ぶ物語なのだ。(編集MZ)

 「人民網日本語版」2013年2月19日

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