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2014年9月22日  
 

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中日両国はさらなる民間往来で誤解を解くべき  (3)

日本国家観光局北京事務所長インタビュー

人民網日本語版 2014年09月19日08:34

▽中国人の日本旅行熱のわけ:円安、交通、ソーシャルメディア

日本国家観光局が8月20日に日本語ウェブサイトで発表したデータによると、中国大陸部からの日本への観光客数は7月、昨年同月比101%増の28万1200人に達し、台湾地区と韓国を超え、2012年7月以来初めて月間の日本観光者数の第1位となった。日本が掲げる「観光立国」という長期目標の実現にあたっては、中国大陸部は日本の観光業界にとって軽視できない観光客源となっている。

自由旅行が多いのか団体旅行が多いのかについて、伊地知所長は自らの印象として、北京地区からの旅行者の3割、上海地区からの旅行者の5割は自由旅行を選んでいるが、そのほかの地方はまだ団体旅行が中心だと分析している。

――日本への中国人観光客が最近大きく増加している原因は何だとお考えですか。

一つは円安です。中国人観光客の皆さんには日本で実際にその「安さ」を感じていただけます。もう一つは、フライトの増発やチャーター機の開通、大型フェリーの運用などで交通面での選択肢が増えたことです。

もちろん日本国家観光局も、観光資源の宣伝に努めています。旅行会社と共同で広告を出したり、潜在的な観光客に記念品を配ったり、旅行の展示会に積極的に参加したりといった取り組みです。こうした取り組みは、将来的な日本観光客の育成に大きな役割を果たしています。

新型ソーシャルメディアも活用しています。北京事務所は毎日、「微博」(ブログ)や「微信」(メッセンジャー)で旅行情報を提供しています。また日本から帰って来た多くの観光客が「微博」や「微信」で自分の日本への旅行経験をつづっている影響も大きくあります。こうしたメディアにつづられた旅行中の見聞や印象は、新型メディアを通じてまたたく間に広まって影響を与え、日本の観光資源の紹介に見えない形で役立っています。日本旅行のイメージと評判の高まりには新型ソーシャルメディアの貢献が無視できません。


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